アメリカでJeepはなぜ人気があるのか
FCA (Fiat Chrysler Automobiles)のJeepブランドが近年アメリカで販売数・シェアを伸ばしています。
なぜアメリカでJeepが人気なのか、キーワードは、"Rugged"(ラギッド)です。
rugged
【形】
- ゴツゴツした、岩だらけの、険しい、でこぼこした、でこぼこの、起伏の激しい
- ギザギザの
- 〔顔つきが〕ごつごつした、いかつい
- 〔性格が〕厳しい、厳格な
- 〔天候が〕荒れた
- 無骨な、下手な
- 頑丈な、丈夫な、しっかりした、たくましい
※英辞朗
"いかつい”という訳がこの場合一番しっくりくるかと思います。
Jeepは、第二次世界大戦中に使用された車であり、アメリカ人にとってはまさに"おじいちゃん世代(曾おじいちゃん世代)が戦争で乗っていた男らしい車”なのです。
アメリカでは、男らしさを誇示するマッチョイズムの文化が根強く、FCAはそのJeepブランドイメージを上手く利用して販売台数を伸ばしていると言えます。
あくまで傾向としてですが、都市部はエコを意識し自動車嗜好がテスラなどEV車にシフトしてきていますが、地方では未だピックアップトラックやSUV人気が圧倒的です。